株式会社稚内衛生公社では5日、稚内副港市場で稚内産マンゴー(てっぺんマンゴー)の収穫記念試食会を開いた。栽培用のビニールハウス設置に協力した事業所や、同社と関わりがある企業を中心に関係者など35人を招待。マンゴーをお披露目し、収穫の喜びを分かち合った。

このマンゴーは、同社が管理する市内更喜苫内地区の下水道汚泥乾燥燃料化施設・オデッセイの稼働で発生した余剰熱の2次利用のテストケースとして、2020年に設置したビニールハウスでの花木栽培実験の一環で、21年8月から生育を進めてきた。DX技術を駆使し、徹底した温度管理など関係者の努力で実がつき、今回初めて収穫できた。

同社の高橋淳一社長はオデッセイの建設や11年前に石垣島での栽培に関するノウハウを習得した経緯などに触れ「社長になってからの夢が実現。そして私以上に6年間ずっと試行錯誤して想いを繋げてくれた施設職員達に感謝」と挨拶。

栽培を担当した根本政昇常務による乾杯の音頭のあと、テーブルに用意されたマンゴーに参加者が舌鼓。スライドを使い、ビニールハウスでの栽培の歩みを紹介。食べた人は「マンゴー特有の甘味、風味が口に広がりとても美味しい」と味を楽しんでいた。(東賢人)

稚内産マンゴーの収穫記念試食会

初収穫したマンゴー