健康のまちづくり友好都市連盟(事務局・福井大学医学部地域プライマリケア講座)が、7月25~26日に長野県飯山市で開いた、第9回健康のまちづくりサミット。25日のプログラムであるKeDプレゼンにおいて、礼文町の発表が優勝した。町独自の災害時保健師活動指針を作成した点に加え、災害関連死を予防する地域への普及活動について発表したところ、関係者達から高評価を集め、頂点を掴んだ。
礼文町では、より良い保健医療福祉活動を展開するため、全国各地の取り組みを参考にしようと2020年4月1日から同連盟に加盟。以降は、このプレゼンにほぼ毎年出場。これまで上位入賞した年もあったが、優勝は初めてとなる。
今回のプレゼンには、加盟する全国各地の22自治体が参加し、採点対象となったのは礼文町を含む20自治体。町によると、発表時間は3分。採点対象の20自治体が内容10点、表現10点の計20点をそれぞれの発表につける形式となっている。
礼文町からは、町保健推進係の藤澤奈央係長、同係の藤原もえ氏の2人(いずれも保健師)が発表。昨年度に、町保健師5人が稚内保健所からの協力を得て作成した町災害保健師活動指針について発表。同指針には、災害発生時に保健師としての避難所運営での健康支援、慢性疾患の患者への支援、対人支援をする時のポイントについてまとめたことを伝えた。
このほか、町保健師が講師となり、災害時に起こり得る災害関連死を予防するための普及活動を、自治会単位や老人クラブ等へ行っていると解説。こうした内容が高く評価され、400点満点中389点を獲得して優勝。2位の自治体に50点差もつけ、堂々とした結果を収めた。
町では引き続き、町民が健康で心・体ともに元気で過ごせるよう努め、1人ひとりに寄り添い、地域全体で支えあう健康なまちづくりを進めるとしている。(原拓弥)

健康のまちづくりサミットで優勝した礼文町









