【下川】町内一の橋にある戸田建設株式会社の一の橋農場で生産したイチゴが、第2回全国夏いちご選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)で見事に金賞に輝き、3日に金賞の賞状が届いた。
同社一の橋農場の責任者、三浦玄太さんに喜びの声を聞いた。
同社と下川町は2023年7月に「地方創生に関する包括連携協定」を締結し、地域振興や再生可能エネルギーの利用などを共同で進めている。
同社の下川でのイチゴ栽培は、21年に上名寄で実験を開始。22年に下川町特用林産物栽培研究所のハウスを借用して一の橋地区で栽培し、23年にハウス2棟を建設。その後、さらに2棟を建設して4棟で栽培している。
第2回全国夏いちご選手権には、応募期間中に合計27品の応募があった。
同社の夏いちごは「ペチカほのか」。酸味が控えめで、「いちごミルク」のようなクリーミーな甘さと芳醇な香りが特徴。
期間中に50粒を審査のため発送。最高賞である「最高金賞」には惜しくも届かなかったが、見事に金賞を受賞した。
イチゴは、秋から冬にかけて出荷するものが多く、7~8月に旬を迎える夏いちごは少ない。本州の冷涼な気候である山地や、北海道で多く栽培されている。
一の橋農場では、山びこ学園の利用者2~3人を含めて、毎日7~8人で収穫・選別などの作業を行い、農福連携にも取り組んでいる。
三浦さんは「昨年第1回の選手権があったことを後から知った。今回応募して、外部の審査員から評価をいただいたことはうれしい。半面、最高賞である『最高金賞』を受賞できなかったので、来年は最高金賞を目指したい」と意欲を語る。
また、「山びこ学園と一緒に農福連携に取り組んでいる。このような賞をいただいたので、社会とのつながりを実感してもらえたらうれしい」と話し、来年に向けては「収穫時期は忙しすぎるので、温度管理、病害虫予防など、栽培管理をしっかりとやっていきたい」と語る。
なお、一の橋農場で栽培している「ペチカほのか」は、下川、名寄のスーパーなどで販売している。

賞状を手に笑顔の三浦さんとスタッフ

金賞を受賞した戸田建設一の橋農場の「ペチカほのか」









