【名寄・美深】第33回北海道遺産・天塩川カヌーツーリング大会「ダウン・ザ・テッシ‐オ‐ペッ2026」が18、19の両日、名寄大橋から音威子府村の川の駅「中の島」までの天塩川(漕行距離59km)で開かれた。全国の愛好者たちが集い、最北の大河で川下りを満喫した。
NPO法人ダウン・ザ・テッシ(酒向勤理事長)が主催、北海道カヌー協会(橋本聖子会長)、北海道カナディアンカヌークラブ(酒向勤代表)などと共催、ダウン・ザ・テッシ‐オ‐ペッ実行委員会(吉川一茶委員長)が主管し、1992年から開催(2020年、21年はコロナ禍で中止)。
今年から、名寄から天塩川河口まで(151km)を3区間(名寄~音威子府=59km、音威子府~幌延町問寒別=46km、問寒別~天塩=46km)に分けて、3年かけて河口まで下る計画としている。
今年は、名寄大橋から音威子府村の川の駅「中の島」までの天塩川をコースに、1泊2日の日程で実施。第23回北海道カヌーツーリング大会と兼ねて開催した。
カナディアン、カヤック、シーカヤック、ファルト、インフレータブル、SUP(サップ)の114艇173人がエントリー。道外からは東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、愛知、岐阜、京都、大阪、兵庫、広島の11都府県から22人。海外からは台湾、アメリカの5人が参加。愛犬と一緒にエントリーする人もいた。
スタッフの33艇48人と合わせて147艇221人が国内最北の大河を下った。
18日は名寄大橋からびふかアイランドカヌーポートまでの34kmを下った。
名寄大橋右岸河川敷での開会式で、今津寛史北海道カヌー協会副会長(道議会議員)は「雄大な自然や流域の魅力を安全第一に楽しんで。大自然の中で川下りの楽しさを共有して、交流を深めてほしい」と挨拶。
橋本正道副市長は「天塩川は流域住民にとって、なじみ深い川。天塩川の大自然を満喫して、良い思い出にしてほしい」と歓迎挨拶した。
来賓の佐々木悟旭川開発建設部長、嶋田貴洋上川総合振興局長が祝辞を寄せた。
参加者たちは川岸に横付けしたカヌーに乗り込み、川面に出た後、橋本副市長の旗振り、今津副会長の合図で一斉にスタート。恵名大橋、スーポロの瀬、東恵橋、天智橋、智恵文大橋を経て、恵深橋カヌーポートで昼食、休憩した。
午後からは美深橋、六郷テッシ、美深大橋、紋穂内橋、紋穂内の瀬を経て、ひふかアイランドカヌーポートに到着。キャンプ地のびふかアイランド多目的広場(遊水池)では夕食、アトラクション抽選会が催され、愛好者同士の交流も深めた。
19日は、びふかアイランドカヌーポートから音威子府村の川の駅「中の島」までの25km。恩根内大橋、小車大橋、楠(くすのき)岩盤地帯、豊清水の瀬、止若内橋、川の駅「天塩川温泉」を経て、川の駅「中の島」にゴールした。
水量や流速はまずまずのコンディションで、参加者たちは天塩川に広がる緑あふれる風景を堪能。それぞれのペースで川を下りながら景色を眺めるなど、道北の自然を存分に体感していた。
一方、住民たちは橋の上から声援を送るなど、川面のカヌーの列を眺めたり、写真を撮ったりする人たちでにぎわった。

名寄大橋を一斉にスタートした

スタートの旗振りをする橋本副市長、合図する今津副会長(右2人目)

天塩川に広がるカヌーの列(東恵橋)

ゴールを目指しパドルをこぐ参加者たち









