市内で活躍しているジュニアスポーツ団体と市内農家が連携による、農作物の収穫作業が、6日午前8時から市内智恵文の遠藤ファームほ場で行われた。
食育推進と新たな連携の可能性を探るため、初めて企画した実証事業。子どもたちが比較的安全に作業できるカボチャの収穫を実施することとし、今回の6日を皮切りに、9日から11日まで合計4日間、遠藤ファームのほ場で行われる予定。
初日となった6日、会場となったのは同地にある遠藤ファームの広大なカボチャ畑(約1.5ヘクタール)。品種「味早太(あじそうた)」が実るほ場には、テニスやカーリングの競技に打ち込んでいる市内ジュニア団体のメンバー12人をはじめ、指導者や保護者、Nスポの事務局員らが集まった。
カボチャのツルを足でかき分け、一つ一つ丁寧にカボチャを収穫していく子どもたちの表情は真剣そのもの。作業の合間には、近くのビニールハウスで赤く熟したミニトマトを味わう姿も見られ、心地よい汗とともに、農業の楽しさや食の大切さを肌で感じる貴重な時間としていた。
作業に参加した名寄カーリング協会ジュニアクラブ所属の坂上歩優さん(名寄高校1年)は、「すごく楽しいです。祖母が美瑛で農家をしており、私もアスパラやトマトなどの収穫の経験があります。また機会があれば参加したいです」と、笑顔で語った。
今回の取り組みを提案し、Nスポ部会で協議して実現へと導いたNスポの遠藤貴広会長は、子どもたちの安全面や熱中症対策といった現場のさまざまな課題を、今年の実証事業を通じて丁寧に洗い出し、万全な対策の構築につなげたい考え。「本年度の実証事業を経て、来年度は市内全域を対象に、ジュニアスポーツ団体と農家による連携事業を展開できれば」と語る。

カボチャの収穫に汗を流すジュニアアスリートら









