【名寄】障がいのある人とない人が共に音楽を楽しむイベント「NayoRock」が、19日午後4時から名寄市立大学2号館多目的ホールで初開催される。9日、企画の発案者で同大学社会保育学科の森田隆行教授らが市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長にイベントを告知するとともに、多くの来場を呼びかけた。
このイベントは、森田教授が研究代表を務める同大学コミュニティケア教育研究センターの本年度課題事業「障がいのある人とない人が共に行う音楽発表イベントの創出」から発案、企画。障がいのある人たちの音楽活動と地域社会の接点を増やし、音楽を通じた地域全体の障がい者理解のより一層の促進を図る。
大学キャンパス内で学生、障がい者、地域演奏家が音楽でコラボレーションするのは初の試みで、名寄を拠点に障がい者の職業と生活を幅広く支援している社会福祉法人なよろ陽だまりの会(池昇一理事長)などの協力を得て開催する。
出演するのは、森田教授と趣旨に賛同した同学科1年から3年までの学生9人で編成した音楽バンド「もりのほたる」、なよろ陽だまりの会の利用者で編成した「陽だまり合唱団」(約100人)。音楽活動で森田教授とつながりのあるエレクトーン奏者の橘光一さん(市外在住)、フルート奏者の浦島琴音さん(市内在住)の2団体2個人。
ステージは、「もりのほたる」によるMrs. GREEN APPLEの「夏の影」、倖田來未の「キューティーハニー」、嵐の「Happiness」の演奏や、「陽だまり合唱団」の「いのちの理由」(さだまさし)の合唱。橘さん、浦島さんのソロ演奏などが予定されている。
イベント告知で名寄庁舎を訪れた森田教授は「皆さんで音楽を楽しむとともに、音楽を通して障がい者理解をより一層深めてほしい」。陽だまりの会の長谷川まゆみ総合施設長が「他の団体などと音楽イベントでコラボするのは初めて。声をかけていただきうれしい。楽しみにしている」。
「もりのほたる」メンバーの社会保育学科3年の水野夢羅さんが「皆さんの協力をいただき、音楽にあまり触れたことのない人でも、演奏を聴いたら楽しくて体を動かしたくなるようなイベントにしたい」と話した。
加藤市長は「素晴らしいイベントになることを願っている」などと伝えた。
このイベントは、18日と19日の同大学祭ステージ企画の一つとして初開催される。

加藤市長にイベントをPRした「もりのほたる」メンバーら









