【名寄】名寄市戦没者追悼事業の「平和の集い」が、10日午後1時半からエンレイホールで開かれた。昨年まで継続してきた「平和音楽大行進」を屋内での音楽発表会形式に変更したもので、参加団体が恒久平和への願いを込めて演奏した。
同事業実行委員会(委員長・加藤剛士市長)の主催。名寄の夏の風物詩として多くの市民に親しまれ、地域を盛り上げる伝統行事として定着し、昨年まで実施されてきた「平和音楽大行進」の継承行事として初めて行われたもの。
近年の夏の気温上昇に伴う子どもたちを中心とした熱中症リスクと、雨天中止で練習の成果を発表できないといった天候影響などを考え、従来の「屋外行進形式」ではなく、今回は安定的・持続的に実施できる屋内での「発表形式」に変更(来年以降の開催形式は今後検討)した。
出演団体は今までの音楽行進と同様で、初の屋内開催となった今回は市内の幼稚園や小中学校、陸上自衛隊名寄駐屯地音楽隊など14団体、約400人。
開会式で加藤市長は「これまで音楽大行進を行ってきた。昭和30年に始まったものだが、近年の暑さや雨天時は行進できないため、70回の節目を迎えた今年はエンレイホールで演奏する形とした。趣旨への理解をいただき、思い出に残る集いとして楽しんでほしい」と挨拶した。
ステージは3部構成。第1部は南小学校、大谷認定こども園、認定こども園風連幼稚園、光名幼稚園、認定こども園名寄カトリック幼稚園。第2部は東小学校、風連中央小学校、西小学校、名寄小学校。第3部は名寄中学校、東中学校、風連中学校、名寄吹奏楽団、陸上自衛隊名寄駐屯地音楽隊が演奏を発表した。
開幕を飾った南小は、演奏の途中で来場者に手拍子をしてもらい、児童と観客の一体感のあるステージを披露して会場を一気に盛り上げていた。
この他の団体も工夫を凝らしたステージを披露。悲惨な戦争が繰り返されることのないよう恒久平和の願いを込め、練習成果を発揮しながら素晴らしい演奏を発表した。
来場した多くの市民が、精いっぱい演奏する参加者たちに温かい拍手を送っていた。

幼稚園や小中学校など14団体約400人が出演した「平和の集い」









