【名寄】名寄市議会厚生文教常任委員会(高橋伸典委員長)の名寄中学校新校舎視察が、16日午前9時から現校舎敷地内の西側に整備した新校舎で行われた。委員たちは、完成した新校舎内を見て回った。
現在の校舎は1977年、体育館は79年に建設。改修を重ねながら施設を維持してきたが、老朽化が著しく、生徒の学習環境が充実しているとはいえないことに加え、国の新耐震基準を満たしていないため、建て替えることに。
新校舎は体育館と一体型の校舎で、異常気象なども含めた夏の猛暑対策を十分考慮し、各教室などに電動ヒートポンプエアコンの冷暖房器機を設置したのが大きな特徴。
ゼロカーボンシティにも配慮し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)仕様を採用。施設で使用する冷暖房や照明、換気などで消費する1次エネルギー量を50%削減。太陽光パネル(300kW)設置などにより、創出するエネルギー量25%を基準とするNearly ZEB(ニアリーゼブ)で施設全体を整備した。
校舎1階は特別支援教室をはじめ、音楽室、職員室、保健室、フリースペースなど。2階は普通教室、理科室、調理室、被服室、図書スペースなど。3階は普通教室、美術室、木工室などを配置した他、生徒たちの作品を展示することができるギャラリースペースも設けた。
事業費は建設工事費40億6182万円となっており、10月までに整備を予定しているグラウンド工事費が2億5300万円。現校舎の解体工事費は5億4860万円(来年3月までに実施予定)で、駐車場整備は来年を予定しているが、事業費は未定となっている。
視察は、加藤剛士市長や部・次長職、中野秀敏道議会議員との合同で行われ、職員の説明を受けながら見て回り、名中生が夏休み明けの8月21日から通う新校舎の安全安心な学習環境に理解を深めていた。
また、同日午前7時50分から新校舎前で落成記念のテープカットが行われることになっている。

安全安心な学習環境に理解を深めた厚生文教常任委員会の視察

加藤市長、中野道議、市の部・次長職と合同で行われた









