【名寄】地域おこし協力隊の委嘱状交付式が、3日午前10時半から市役所名寄庁舎で行われ、カナダ出身のスピヴァク・ディーナさん(31)を外国語教育推進支援員(ALT)として委嘱した。

ディーナさんはカナダのオンタリオ州リッチモンドヒル出身。セント・フランシス・ザビエル大学(アメリカ)で人間運動学を専攻、文学士号を取得。また、ダラム大学(イギリス)でスポーツビジネスマネジメントを専攻、大学院を修了している。

2021年11月、JETプログラム(外国語青年招致事業)を活用して名寄市のALT(外国語指導助手)となり、5年間、市内の小中学校で子どもたちに英語を指導した。

ALTの任期は7月末で終了したが、市は昨年からALTを増員するなど小中学校の英語力向上の取り組みを進めているとともに、ディーナさん本人も「名寄で英語の指導を続けたい」と希望していたため、8月1日付から地域おこし協力隊のALT(外国語教育推進支援員)として委嘱することに。

委嘱状交付式では、加藤剛士市長が「子どもたちに英語を指導するだけでなく、ALTをまとめる手腕も発揮し、大変有能な人材。できれば名寄に残ってほしい―との思いがあり、協力隊制度を提案させていただいた。引き続き、名寄の子どもたちの英語教育に携わっていただき、心からうれしい」と挨拶。

また、「名寄では前年度からALTを倍増して国際交流に力を入れており、グローバルな発想と地に足を着けて活躍できるグローカルな子どもたちを育てるため、さまざまな事業を展開する中核を担っていただき、活躍することを期待している」と伝えた。

委嘱状を受けたディーナさんは「外国語に関わるいろいろな活動、イベントなどに頑張りたい」と抱負を語った。

ディーナさんは引き続き、名寄小、西小、東中で英語を指導する他、協力隊としての新たな取り組みでは、外国語を通じて市民が英語に親しむ行事やイベントなどの企画・開催や、現在3人いるJETプログラムによるALTのまとめ役として活動する。

地域おこし協力隊に委嘱されたスピヴァク・ディーナさん