【稚内】
稚内格闘技倶楽部に所属する稚内高校2年の石野一平さん(16)が、5月31日に旭川市で開かれた高校生の総合格闘技大会MMA甲子園(実行委員会主催)の北海道予選バンタム級で見事優勝し、7月に大阪市で行われる全国大会出場を決めた。石野さんは「嬉しいよりも安心した気持ちが強い。全国でも優勝してサポートしてくれた人達を喜ばせたい」と意気込みを語った。
総合格闘技に励む高校アマチュア選手を対象に、育成と安全管理を最優先に技術を競い合う大会。フライ級〜ウェルター級までの5つの階級で北海道、東北、関東、中部、関西、九州の6地区に分かれてトーナメント方式の予選を行い、勝ち上がった選手が全国大会の出場権を得た。
予選は1試合3分の2ラウンド制。石野さんは、札幌の総合格闘技ジムに所属する高校生選手との一騎打ちで優勝者を決めた。
石野さんにとって初のMMAでの試合。会場に格闘技倶楽部のメンバーがセコンドに入ったほか家族も応援。初めてリングに上がった時は「とても興奮しました」と。相手は打撃、カウンター攻撃やタックルが上手く勢いがある選手だったが、2ラウンド目の終盤のところで、相手が一瞬後ろを向いた瞬間を狙い、チョークスリーパー(絞め技)を仕掛けたところ上手く決まり、TKOで勝利を飾った。
打撃技が得意な石野さんだが、それ以外の技で勝負を決めることができたのは「普段の練習の成果」と胸を張る。大会を終え、学校に戻るとクラスメイトからは「おめでとう」と声を掛けてもらったという。
現在は休養中で体調が万全になり次第、全国大会に向けて練習に励む。石野さんは「こんなチャンスはめったにない。全国でも勝てたらみんなどれだけ喜んでくれるか楽しみ。全試合を良い内容で優勝したい」と力を込めた。(東賢人)
全国大会出場を決めた石野さん





