稚内漁協の夏のナマコ漁は、16日に解禁。初日から穏やかな波模様となり、桁ひき漁船や磯舟が一斉に出漁。港や市場が活気付いた。

桁ひき漁船は午前4時に各基地港を出港。初日は1隻あたり250キロの漁獲制限で沖合で操業。早い船で午前7時すぎには上限に達し、漁を切り上げ、次々と帰港した。

北船溜漁港では、漁業者らがナマコを仕分けし、容器に氷と共に入れ、鮮度を落とさないよう手際よくトラックなどに積んで運搬。ベテラン漁業者の1人は「解禁初日から波が穏やかな年も珍しい。実入りや型も良く、今後に期待したい」と話した。ナマコは市場に運び、漁協の職員が大きさなどを選別した。

磯舟では漁業者が箱メガネで海中を覗き、たも網でナマコをすくい上げた。この日は海もベタ凪で作業がはかどり、好調な水揚げに漁業者が今後に手応えを感じていた。(梅津眞二)

解禁初日から活気付いたナマコ漁

解禁初日から活気付いたナマコ漁