稚内中学校音楽部が、第6回全国高校軽音楽部大会「we are SNEAKER AGE」・第9回北海道地区大会(実行委員会など主催)の動画予選会で、9位の成績で上位15校の枠に入り、11月3日に札幌市の共済ホールで開催の地区グランプリ大会への出場を決めた。北海道地区では唯一の中学生バンドで、初の大舞台に挑む。
軽音楽部の日本一を決める大会で関西地区では長く開催されてきたが、2021年度から全国大会に。参加対象は中学校も含まれているが、主に高校のバンドが多く、北海道地区大会には21チームが出場し、中学校は稚内中のみだった。
同校音楽部は引退やクリスマスライブ、3年生の卒業間近に披露する機会はあるが、練習してきた演奏を校内でしか披露する場がなく、外部講師で同部OBの飯塚悠太さんが目標を持って取り組んでほしい―との呼び掛けで初の大会出場に向け準備を進めてきた。
メンバーは、ボーカルで2年の西咲久楽さん、コーラスで2年の中川紗里那さん、ギターで3年の成田庵楠さん、菅原凜華さん、冨江蘭さん、ベースで2年の渡辺ゆきのさん、ドラムで2年の三宅胡々乃さん(部長)、パーカッションで2年の石丸憂花さん、キーボードで1年のトヒディラーナさん、吉野瑠愛さんの10人で編成した。
週5回ほどの練習でメンバー全員が集まる日も少なかったが、演奏を仕上げてきた。動画予選会では「歩いて帰ろう」を選曲。グランプリ大会までは細かい演奏やパフォーマンスの部分を修正するほか、人前で演奏する機会が少ないため、校外ライブも行いながら経験を積む。
三宅部長は「通過すると思っていなかったので嬉しい。今よりも盛り上げて、安定感のある演奏をしたい」。顧問の神野沙英教諭は「大会に向けた練習の過程を大切に、大勢の前で演奏する経験を思い出にしてほしい」と話す。(千葉大輝)

グランプリ大会への出場を決めた稚内中学校音楽部のメンバー









