【名寄】ピアノ・エレクトーン教室「STEP」名寄教室(市内西4南7)に通う海野鈴華さん(風連中1年)、池田結翔さん(名寄東中1年)が、第45回毎日こどもピアノコンクールの本選会に出場。海野さんが中学生の部A部門で銀賞、池田さんが同B部門で奨励賞を受賞した。
毎日新聞社の主催で1982年から開催。宗谷地区予選(上川北部、留萌、宗谷が対象)は7月5日に旭川クリスタルホールで行われた。
同教室からは海野さん、池田さんが予選を通過し、8月5日から9日まで札幌サンプラザホールで開かれた本選会に出場した。
中学生の部A部門には39人、B部門には37人が出場した。
海野さんは、課題曲でJ・Sバッハ作曲「インヴェンション第4番ニ短調」、選択曲で田中カレン作曲「『地球』より大地」で銀賞。「賞を取れるとは思っていなかった。本選会の前日まで自分の納得できる演奏ではなかった。喜びというよりも『えっ』という驚きを感じた。演奏では緊張して手が震えた。テンポが速くなってしまったが、すぐに元に戻せた」と振り返る。
部活動では吹奏楽部に所属し、テナーサックスを担当。ピアノと両立させながら練習に励むとともに、「他の方が弾いている動画を見ている。優しかったり、激しかったり、いろいろな弾き方があるので、練習に生かしている」と話す。
池田さんは、課題曲でJ・Sバッハ作曲「シンフォニア第8番ヘ長調」、選択曲でハイドン作曲「ソナタHob.XVI37ニ長調第1楽章」で奨励賞。「難度の高いB部門に出たので、僕にとっては健闘したと思う。今までで一番緊張したステージだったが、弾く準備をしているうちに緊張がなくなり、本番では練習通りに弾くことができた。演奏に自信はあった」と振り返る。
最近は難しい曲にチャレンジしており、「先生から勧められている曲を練習し、上手に弾けたときは、うれしい。今回は奨励賞だったので、さらに音楽を追求しながら、次に挑戦するときは、もっと上の賞を取りたい」と語る。
本選会の入賞者全員が来年1月11、12日に札幌コンサートホールKitaraで開かれる45回記念特別コンサート。銀賞以上は来年3月13日にKitaraで開かれる受賞者記念コンサートでも演奏する。
海野さんは「Kitaraというすてきなホール全体に響かせて、観客を感動させる演奏をしたい」。
池田さんは「Kitaraはプロの演奏会で行ったことがあり、プロと同じホールで弾くことができて、うれしい」と語る。
今後の目標で、海野さんは「別のコンクールにも出ようと思っており、それに向けて練習している」。池田さんは「今以上に技術を突き詰めながら頑張っていきたい」と意気込んでいる。
海野さん担当講師の大高かおるさんは「小さい頃から曲の雰囲気や曲想をつかむのが得意。他のコンクールにも積極的に参加し、経験が演奏に生きている。テクニックを磨いて気持ちよく演奏してほしい」。
池田さん担当講師の橋崎舞さんは「今年は難度が高い曲に挑戦した。テクニックが必要だが、何度も反復して突き詰めて練習を頑張っていることが、本番の良い演奏につながっている。技術を磨いて楽しく演奏してほしい」などと期待を込める。

入賞に笑顔を見せた海野さん(右)、池田さん









