【名寄】リトムピアノ教室(市内西3南3、講師・遠藤ちゆきさん)に通う津田海舟〈かいしゅう〉さん(名寄南小1年)、奥田深音〈みおと〉さん(名寄西小1年)が、第45回毎日こどもピアノコンクール本選会の小学1年生の部で入賞。津田さんは銀賞、奥田さんは努力賞を受賞し、笑顔を見せた。
毎日新聞社の主催で1982年から開催。宗谷地区予選(上川北部、留萌、宗谷が対象)は7月5日に旭川クリスタルホールで開かれた。
同教室からは津田さん、奥田さん、森悠恭〈ゆうすけ〉さん(名寄南小1年)、髙橋逢瑚〈あこ〉さん(名寄西小2年)、黒嶋飛来〈ひな〉さん(名寄南小3年)が予選を通過し、8月5日から9日まで札幌サンプラザホールで開かれた本選会に出場した。
本選会の小学1年生の部には、全道11カ所の予選を勝ち抜いた52人が出場した。
津田さんは、課題曲でテュルク作曲「アリエッタ」、自由曲でモーツァルト作曲「まほうのふえ」で銀賞。「銀賞を取れるとは思っていなかったので、うれしいです。ちょっとうまく演奏できなかったところもあったけれど、全体的には上手に弾くことができました。『アリエッタ』も『まほうのふえ』も口でリズムを取りながら演奏できました」と振り返る。
奥田さんは、課題曲でフレイ作曲「民謡(ぶんぶんぶん)」、自由曲でギロック作曲「えものをさがす子猫」で努力賞。「努力賞をもらえるとは思っていなかったので、うれしいです。『ぶんぶんぶん』で抑揚を付けるところを忘れてしまいました。『えものをさがす子猫』はうまく演奏できました」。同教室に通う姉の鈴音〈すずね〉さん(名寄西小3年)も「弟の演奏は完璧でした」とたたえる。
本選会の入賞者全員は来年1月11、12日に札幌コンサートホールKitaraで開かれる45周年記念特別コンサート。銀賞以上は来年3月13、20日にKitaraで開かれる受賞者記念コンサートでも演奏する。
津田さんは、両コンサートに向けて「ホール全体に音が響くような演奏ができるように練習を頑張ります。来年のコンクール参加はまだ決めていないですが、これからもピアノを続けたいです」。
奥田さんは、45周年記念特別コンサートに向けて「今よりもうまく弾きたい。間違えないで弾けるように練習を頑張ります。来年のコンクールにも出たいです」と意気込む。
講師の遠藤さんは「本選には5人が挑戦。予選から本選まで日数があったので、もう一度初心に戻って演奏を見直し、細かな部分まで改善するレッスンを重ねた。夏休みに入り、子どもたちは予定もある中で、遊ぶ時間を我慢して練習に励んだ。その頑張りが今回の結果につながり、うれしく思う」。
津田さんの結果について「昨年も本選で入賞して努力賞だった。今年は『もっと上の賞を取りたい』と、予選の段階から意気込みが違った。感性が豊かで感じたことを音で表現する力がある。レッスンで伝えたことも次回には必ず直してくる努力家で、自分がどう演奏したいのかを言葉でも表現でき、上達も早い。これからどんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみ」。
奥田さんについては「昨年は予選で終わり、今年は参加しないつもりだったが、姉の鈴音さんが挑戦する姿を見て、自分も参加することを決めた。予選、本選ともに本人が予想していなかった好結果となり、うれしく思っている。素直な気持ちで一生懸命に話を聞き、伝えたことを理解しようと努力できるところが素晴らしいところ。今回の経験を自信にして、これからも一歩ずつ成長してほしい」と期待を込める。

本選入賞のトロフィーを手にする2人









