タイのインフルエンサーらを招いたカヌー体験が5日、天塩川で行われた。

北海道観光入込客数調査報告書によると、2024年度に道内を訪れたタイ人は12万1500人。韓国、台湾、中国、香港に続き5番目に多く、東南アジアの中でもタイの市場は、来道シェア、リピーター率、訪日意欲、旅行消費単価が高い。

北海道観光機構の2026年度アジア市場誘客促進事業(タイ市場)として企画。道内のインバウンドは冬期間に偏っていることもあり、年間を通じた誘客、地域分散などの促進を目的にしている。

4日から7日の日程で、「リフレッシュとリラックス」をテーマに道東、道北エリアを中心に実施され、名寄では、なよろ観光まちづくり協会が中心となって受け入れ。

訪れたタイの一行は、有名なインフルエンサー5人とアシスタント、添乗員などを含め8人。

5日は昼ごろに道の駅へ立ち寄り、天塩川の大橋カヌーポートから智恵文までのおよそ1時間半、カヌーを体験。雄大な天塩川の自然を満喫した。

天塩川でカヌー体験するタイ人の一行

天塩川でカヌー体験するタイ人の一行

出発後は中州で休憩して食事。名寄産のもち米、カボチャ、ビーツ、ひまわり油、燻製(くんせい)卵などを使った特製弁当を味わった。

地元食材の特製弁当を味わった

地元食材の特製弁当を味わった

アシスタントを務めたのは5月から約3カ月間、同協会でインターンとして実習したメーターウィー・チャウヤーパック(通称・オーム)さんで、オームさんが務める「おまかせ・ボヤージュ」の会社が事業を請け負った。

オームさんは帰国の際、「タイのお客さんを、たくさん日本に連れて来たい」と話していた。

同協会の山田裕子観光振興課長は、「オームさんは笑顔で『ただいま』と言ってくれた。タイの旅行博では、名寄のことをパンフレットなどで紹介してくれた。名寄に来たことをとても喜んでいた」と振り返る。

同協会では、今年1月から3月にスノーモービル、もちつき、寒締めほうれん草の収穫体験ツアーを受け入れている。

山田課長は「タイの訪日客はリピーター率が高い。冬場だけでなく、グリーンシーズン(春~秋)もカヌー体験など自然を満喫できるので、積極的に発信して受け入れたい。オームさんが、現地で頑張ってくれているので期待している」と、笑顔で語る。