【名寄】名寄市スポーツ国際交流員(SEA)のバスケットボール指導者として名寄を訪れた、カナダ出身のマケト・ビンザンギさん(36)が、2日午後4時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に今後の活動の抱負を語った。
同交流員の受け入れは、海外青年を招致して地域レベルでの国際化を推進し、外国語教育の充実や国際交流の促進、国際的な人材育成などを目的とした「JETプログラム」を活用したもの。
市は、スポーツ国際交流員をモデル的に配置し、小中高校生への競技指導や地域指導者への技術指導・育成などを目指す計画。
加藤市長は「市を挙げて歓迎したい。子どもたちも楽しみにしていた。名寄のバスケットボールをさらに盛り上げてくれると確信している」と歓迎した。
マケトさんは「温かい気持ちで迎えてくれてありがとう。バスケットをもっと大きく、良くしたい」と挨拶。
マケトさんは1990年4月生まれ、カナダ・オンタリオ州トロント出身。大学までバスケットボール選手(ポジションはポイントガード)として活躍。以降は指導者として、将来のカナダ代表候補をはじめ、10歳前後から18歳までを中心に、さらに大学生の選手も指導してきた。
幼稚園から高校までの教員免許を持ち、近年は小学6年、中学1年を中心に、フランス語イマージョン(その言語環境でさまざまな教科を学ぶ)の教員を務めた経歴を持つ。
名寄市の会計年度職員として、所属は名寄市スポーツ政策課で、勤務場所はスポーツセンター内のNスポーツコミッションなよろ事務局。任用期間は1年(最長5年まで延長可)。少年団から大学まで幅広い年代の選手指導や、地域の指導者育成などに、関係団体と連携して取り組むことにしている。
マケトさんは8月25日に来日し、翌26日に名寄入り。名寄の印象について「静かで、人のもてなしが温かいまち」と話す。買い物の際、言葉が通じない中でも店員が親切に対応してくれたエピソードを挙げ、「安心した」と笑顔を見せた。
日本語の学習にも意欲を示し、「名寄市民の皆さん、子どもたち、選手、監督、保護者とも交流したい」と意気込んでいる。

加藤市長(右)に抱負を語ったマケト・ビンザンギさん









