【名寄】名寄市と友好都市提携を結ぶカナダ・オンタリオ州カワーサレイクス市(旧リンゼイ市)の交換学生、カーター・キンケイドさん、エデン・カーターさんとのさよならパーティーが、3日午後6時半から市民文化センターで開かれ、ホストファミリーや関係者らが集まり、2人との別れを惜しんだ。
旧リンゼイ市との姉妹都市提携は1969年。交換学生事業は、73年から名寄・リンゼイ姉妹都市友好委員会(三瓶孝男委員長)が取り組んでいるもので、派遣と受け入れを隔年で実施している。
昨年は名寄高校生1人を派遣したため、今年は受け入れの年となり、例年よりも1人多い2人を受け入れた。
さよならパーティーには、ホストファミリーや同委員会委員、高校生ら約60人が参加した。
主催した同友好委員会の三瓶委員長が、2人を温かく迎え入れたホストファミリーに感謝を述べ、「言葉の壁や生活習慣の違いもあったと思うが、2人がこんなに良い表情でここにいることが、温かく接していただいた何よりの証」と語った。
2人に対しては「この2カ月間の経験を、これからの人生に役立ててほしい。言葉が通じない不安、誰かが手を差し伸べてくれたときの喜び。これらは教科書では学べない。いつか困っている人に出会ったら、名寄での経験を思い出してほしい」とエールを送った。また、「来年は名寄から高校生2人がリンゼイへ行く予定。ぜひ、リンゼイの良さを伝えてほしい」と、今後の交流継続への協力を呼びかけた。
加藤市長も「名寄に来てくれてありがとう。2人とも短い期間だったが、一回りも二回りも成長したと思う」と目を細めた。
また、加藤市長がカワーサレイクス市長から受け取った手紙を披露。今後の学生交流プログラムへの期待がつづられていた。併せて、加藤市長からカワーサレイクス市長へ宛てた手紙が、2人に託された。
三瓶委員長から、カーターさんとエデンさんに、今後の活躍を願って記念品が贈られた。
集合写真を撮影した後、稲場英紀同友好委員会相談役の音頭で杯を挙げ、参加者同士が和気あいあいと交流を深めた。
ダンスパフォーマンスで盛り上がった後、交換学生のスピーチで、カーターさんは、登山や高校生との触れ合いなど楽しかった思い出を振り返った。エデンさんは、日本での生活や人との触れ合いは貴重な経験で、これからの人生に生かしていきたい―などと、日本語を交えてホストファミリーや高校生との思い出を語った。
ホストファミリーからは、カナダの生活や文化に触れる機会にもなった―などと、滞在中のエピソードに触れながらスピーチし、2人との別れを惜しんだ。
2人は4日、名寄で出会った人々との思い出を胸に、帰国の途に就いた。

記念品を受け取る交換学生の2人

ホストファミリーや高校生らと交流する2人









