【名寄】名寄市立大学(家村昭矩学長)では、2027年度入学者選抜から新たに栄養学科と看護学科で総合型選抜入試を実施する。既に、26年度入試から社会福祉学科と社会保育学科で実施していることから、全学科での導入となる。
総合型選抜は、従来の学力試験だけでなく、受験生の学ぶ意欲、目的意識、適性、能力、人間性などを多角的に評価して、大学が求める学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)と合致しているかを選抜する入試方式で、大学によってさまざまな選考方法が用いられる。
総合型選抜による募集人員は、栄養学科が定員40人のうち2人。看護学科が50人のうち3人。社会福祉学科は定員50人のうち14人(26年度は5人)。社会保育学科は50人のうち20人(同5人)。
栄養学科、看護学科の導入に加え、社会福祉学科と社会保育学科は大幅に定員を増やした。
同大学保健福祉学部のアドミッション・ポリシーは「ケアの未来をひらき、小さくてもきらりと光る大学を目指す」を理念に「保健・医療・福祉・保育関係の職に携わる職業人としての適性と自主自立の気概を有し、社会に貢献し、自己の目標実現に向けて努力する学生を受け入れます」としている。
これに基づき、学科ごとに受け入れ方針を示している。
新たに総合型選抜を導入した栄養学科と看護学科の配点は、小論文が150点、面接が300点の合計450点。両学科とも面接を重視し、面接の中に口頭試問を取り入れ、小論文には、図表読解と英文を含めた。
また、社会福祉学科と社会保育学科の配点は、26年度と同じ。
全学科とも、学校推薦型選抜で実施している調査書の評定平均3・8以上などの要件は外した。
全学科での導入により、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜前期、一般選抜後期と、全部で4回受験する機会ができた。
副学長で、入試広報委員長を務める三輪孝士栄養学科教授は、「栄養学科、看護学科でも総合型選抜を導入した。定員は、志願倍率などを踏まえ総合的に判断した」と述べる。
また、オープンキャンパスの参加数も、2年前に比べて、昨年、今年は増加している。
高校生に対しては「少人数教育、地域全体をフィールドにした教育など、本学の特色を生かして専門職を養成しているので、ぜひチャレンジしてほしい」などと呼びかける。
総合型選抜入試の出願手続きは既に終了。11日に試験が行われ、11月1日に合格発表される。

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