【名寄】名寄中学校(桑原寿則校長)男子ソフトテニス部の後藤聖和〔せな〕さん(3年)、須賀心護さん(同)は、7月31日に苫小牧市で開催された中体連北海道ソフトテニス大会男子個人戦で3位入賞を果たし、8月21日から島根県松江市で開催される全国大会への出場を決めた。2人は18日午後4時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長、岸小夜子市教育長に意気込みを語った。

名寄庁舎には後藤さん、須賀さん、桑内校長、顧問の深尾亮太教諭らが訪問した。

全道大会は、準々決勝を快勝したものの、準決勝で登別市のペアに0―4で敗れ、結果は3位。後藤さんは「相手の勢いに飲まれてしまい、自分たちのプレーがあまりできなかった。サーブレシーブの精度など、課題が多く残った試合だった」と悔しさをにじませた。須賀さんも「全道優勝を狙っていたので悔しい。ミスも多く、課題が残る試合だった」と語った。

中学1年生からペアを組む二人。テニスの魅力について、後藤さんは「うまくいかない時に考え、練習して乗り越えられた瞬間の喜びが大きい」と語る。一方、須賀さんは「練習を重ねてできることが増え、目標が広がっていく過程に魅力を感じる」と話す。

顧問の深尾教諭は、二人の強さを「自分たちで考え、練習メニューを組み立て、それを実践できる点」と分析する。

全国大会男子個人戦には、全国の強豪64ペアが出場予定。後藤さん、須賀さんペアは初戦で岡山県のペアと対戦する。

全国での目標として、後藤さんは「ベスト8入り」を掲げる。ドロー(対戦組み合わせ)ではベスト8をかけた試合で強豪と当たる可能性が高いというが、「そこをしっかり勝ち上がりたい。1回戦、2回戦も気を抜かず、自分たちのプレーで勝負したい」と意気込む。

さらに後藤さんは、「悔いのないようにプレーしたいのはもちろん、これまで支えてくれた多くの人々への感謝を忘れず、コートでその思いを表現したい」と語った。

中学に入ってから本格的な全国大会は初めてという須賀さんは、「北海道大会で敗れた他の選手たちの思いも背負って、正々堂々と自分のプレーができるように頑張りたい」と決意を述べた。

2人の報告を受け、加藤市長は「全道大会での見事な成績、おめでとう。その悔しさをバネに、全国大会で頑張ってきてほしい」と激励の言葉を贈った。また、岸教育長も「自分に勝ち、やりきったと思えるプレーを期待しています」とエールを送った。

全国大会への出場を報告した後藤聖和さん、須賀心護さん(中央)

全国大会への出場を報告した後藤聖和さん、須賀心護さん(中央)