【名寄】中名寄小学校(稲本雄一校長)では24日からの5日間、へき地教育体験実習として北海道教育大学の学生を受け入れた。
同校を訪れたのは、同大学旭川校教育発達専攻課程2年で、自主的にへき地教育体験実習に応募した山本和羽さん、長谷部香帆さん、三鍋春さん。
初日は稲本校長の講話を聞き、それぞれの配属学級で児童らと学び、体験した。
講話で、稲本校長は「授業だけでなく、人(児童)との関わりも大切にする。教員は学び続けることのロールモデル(手本)であることを意識してほしい。皆さんの日々の行動が、求められる教員増につながっていくと考える」とし、「5日間、頑張ってほしい」と激励した。
山本さんは名寄市の出身で、1・2年生の教室に配属。27日には2年生の算数の授業(水かさの比べ方)を行い、「実習前から模擬授業などを行い、3人で準備をしてきた。子どもに提供する責任の重さを感じ、あらためて先生の仕事の大変さを感じた。子どもたちとの触れ合いを通して素直さ、純粋さが分かった」と話し、「将来は、小学校の先生を目指したい」。
長谷部さんは当別町の出身で、3・4年生の教室に配属。27日には3年生の算数の授業(余りのある割算)を行い、「授業時の子どもたちの反応は良かった。自分も子どもたちも成長したと感じた。児童は2人だったが、誰一人取り残されないような授業を進めたい。初日に給食を一緒に食べ、児童相互の信頼関係が強いことを感じた」と話す。将来は「幼稚園か小学校の先生を目指しているが、学校の外から支える仕事も良いなと思った」。
三鍋さんは旭川市の出身で、5・6年生の教室に配属。27日は5年生の算数の授業(分数の大きさと、足し算、引き算)を行い、「初めて小規模校を経験した。先生と子どもの距離感が近く、へき地ならではの良さを知った。授業は想像していなかった答えもあり、時間配分にも苦労した」とし、「将来は、小学校の先生を目指したい」。
最終日の28日は、児童たちがお別れ会を企画。
ゲームで交流し、写真をプレゼントされ、実習生は終始笑顔を見せていた。

2年生の算数「水のかさ」の授業を行う山本和羽さん

3年生に「余りのある割り算」を教える長谷部香帆さん

5年生の「分数の大きさとたし算、ひき算」の授業を行う三鍋春さん









