【名寄】中名寄小学校(稲本雄一校長、児童15人)の「一日防災学校」が10日、同校で行われ、児童たちが大雨や地震などの災害や身を守る方法などについて学んだ。

1、2年生の生活科、3から6年生の社会科の授業として取り組んだ。

時間ごとに1・2年生、3・4年生、5・6年生に分かれて実施した。

1・2年生の教室では、名寄市総務部防災担当の北澤和彦主幹が講師となり、大雨災害について解説した。

防災気象情報は5段階のうち、「氾濫警戒情報」「大雨警報」のレベル3で高齢者などが避難。「氾濫危険情報」「土砂災害警戒情報」のレベル4で全員が避難することになっており、子どもはレベル3以上のタイミングで避難すること。

洪水ハザードマップを確認し、大雨時は2階以上への垂直避難を含めて、より高い場所に避難することなどを伝えた。

全国各地で線状降水帯による大雨被害が多発している中で「災害は人ごとではなく、名寄でも起き得ること。おうちの人と、とのように避難するかなどを話し合い、自分の命は自分で守って」と呼びかけた。

非常食や飲料水、医薬品、使い捨てカイロ、ラジオなどの非常持ち出し品を目にしながら、万一のために準備しておくこと。

また、「北海Do防災かるた」を楽しみながら、地震や大雨、大雪などの災害から身を守る方法を学んだ。

児童たちは「大雨のときにどうしたらよいのか、かるたで楽しく学びながら勉強できた」と感想を語り、万一に備えていた。

中休みの時間帯に「シェイクアウト訓練」を実施。地震発生の放送が流れると、児童たちは机の下に身を隠し、揺れが収まった後、グラウンドに避難した。

稲本校長は、避難時に心に留めておいてほしい合言葉「おはしも」をあらためて説明。「お(押さない)」「は(走らない)」「し(しゃべらない)」「も(戻らない)」。

特に熊本地震では大型商業施設のガス爆発事故が発生。犠牲者の中には、いったん屋外に避難したものの、売上金を取りに戻って亡くなった人もおり、「戻らない」ことを強調した。

3・4年生の教室では名寄消防署、5・6年生では陸上自衛隊名寄駐屯地による教室が行われた。

非常食や医薬品など非常持ち出し品を目にする児童たち

非常食や医薬品など非常持ち出し品を目にする児童たち

「北海Do防災かるた」を楽しみながら学んだ

「北海Do防災かるた」を楽しみながら学んだ

シェイクアウト訓練で机の下に身を隠した

シェイクアウト訓練で机の下に身を隠した