【名寄】「湖底探索ガイドツアー2026~湖の底の秋まつり~」が、19日から21日までの3日間、ふうれん望湖台自然公園キャンプ場で開かれ、参加者たちは忠烈布湖の湖底を歩きながら、動物の足跡や樹木の切り株を目にするなど、幻想的な自然の風景を楽しんだ。

なよろ観光まちづくり協会が主催、株式会社中西商店と共催、名寄市が後援。

忠烈布湖は、水田かんがい用水の確保を目的とする農業用貯水池で、1930(昭和5)年に完成。53年から61年にかけて道営かんがい排水事業により改修工事が行われた。現在、てしおがわ土地改良区(士別市)が管理している。

毎年、水田の水張りが終わる秋に水が抜けて湖底が姿を現すことから、ガイドの解説を聞きながら通常は立ち入れない湖底を歩き、露出した切り株や動物の足跡など、非日常を体感してもらうことを狙いに、同ツアーが企画された。

ツアーには、子どもから大人まで幅広い世代が参加。満水時で水深が最大約5mになる湖底を探索した。

貯水池建設当時に伐採された樹木の切り株がそのまま残っており、幻想的な光景に見入った。

また、かつての川筋も見られ、水が流れていれば魚がいることも確認。シカやキツネ、タヌキ、アライグマなどの足跡も目にしながら、普段は近付けない空間で自然観察を楽しんだ。

ガイドツアーの他にも、薪(まき)詰め放題チャレンジをはじめ、北海道大学による木製のまな板やバードコールを作るワークショップ(19日)、美深町内の喫茶店「反芻舎」によるクレープやドリンク販売(19日)、士別市多寄町の「イタリア料理店「OZ~オズ~」による地元野菜や小麦を使ったこだわりのピザの販売(20、21日)などもあり、にぎわいを見せていた。

湖底には樹木の切り株がそのまま残っている

湖底には樹木の切り株がそのまま残っている

川筋も残っており、水が流れている

川筋も残っており、水が流れている

木工のワークショップなども行われた

木工のワークショップなども行われた