【美深】美深町米麦改良協議会(会長・小林治雄北はるか農協組合長)の2026年度米穀初出荷表彰が、9月29日午前11時から同農協倉庫事務所(町内東3北2)で行われ、もち米生産者の日頃の努力をねぎらった。
26年度の美深町内の水田(もち米)概要は、全水張り面積が229ヘクタール(一般米・加工用米など合算)で、昨年に比べ5ヘクタール増となった。
予定数量は2万1920俵(131万5176kg)で、内訳は一般米1万7869俵、加工米4051俵。10アール当たり収量の反収は9・56俵(574kg)。
収穫作業開始は9月5日で、昨年と比べ1日遅かった。
作柄をみると、移植後はある程度順調に進んだが、6月下旬の低温が若干影響し、前年の収量を下回る傾向にあるが、平年作は見込まれる状況となっており、品質については心配なく、高品質な傾向にある。9月28日時点で収穫作業の進度は約90%。
また、産地として品位の高位平準化を図るため、本年度も一般米全量で色彩選別機を活用して調整、出荷している。
今年も初出荷が早かった生産者に対して、米穀初出荷表彰を実施した。
表彰式では、9月7日入庫の中瀬正美さん、8日入庫の沢田吉彰さん、15日入庫の伴井雅司さんに小林組合長からそれぞれ記念品が贈られた。
小林組合長は「今年はここ2、3年に比べて収量は落ちたが、品質的には良い米が収穫できており、皆さんの日頃の努力の結果に頭が下がる思い。来年も豊作となることを願っている」。
来賓の草野孝治町長、石原拓朗上川農業改良普及センター上川北部支所長が挨拶した。
生産者を代表して、中瀬さんは「今年は8月、9月に好天だったが少雨が続き、かつてないほど田んぼが乾き、収穫は進めやすかったが、収量的に実が細かった。近年の物価高騰で農家経済は楽観視できない。持続可能で生産コストに見合った適正な価格を国の施策として求めたい」と訴えた。

記念品が贈られた初出荷の生産者ら









